週末に車旅をしてきました。
目的地はサンマロ。ブルターニュの北側にあるフランスの中でも有数のリゾート地です。
数ヶ月前に宿を予約した時は、9月下旬ならまだビーチを楽しめるだろうと見込んでいましたが、実際当日になると最低10℃最高20℃というような気温で雨がパラついています。
今年は北極からの寒気の影響で、欧州中どこでも夏が短かったみたいですね。
ナントからサンマロまでは車で2時間弱、平らな農地を真っ直ぐ北上していけば着きます。
フランスの道路区分がよく分かっていないのですが、高速的な道を走れど走れど料金所は現れず、交通費はガソリン代だけでした。
サンマロの旧市街はとてもコンパクト。城壁でぐるっと囲まれていて、その中で細い路地が入り組んでいます。しかしサンセバスチャンみたいに建物全てがお店という訳ではなく、適度に静かで落ち着いています。
城壁の上を歩く30分もかからないくらいで一周できます。一里も無い短城といったところです。
事前のネット情報で、"サンマロに行ったら城壁の上を歩きましょう"とあり、余程何もない街なのかと思っていましたが、実際歩いてみるととても気持ちが良かったです。一方に海、もう一方に旧市街が見下ろせて良い散歩道でした。
夕食にはムールフリットを食べることを決めて、一番栄えているエリアの一番大きい店に入りました。
ムールフリットは大量のムール貝の白ワイン蒸しと大量のフライドポテトがセットになったブルターニュの名物料理です。(同じくムール貝がよく採れるベルギーにも同じものあり)
ついでに海鮮盛りもオーダーしボリューミーな食事に。大満足でした。
今まで、観光客向けのレストランは嫌だと思っていたのですが、ムールフリットのような豪快料理を旅先で食べるのであれば、街の雰囲気が分かる通り沿いの賑わいのある店の方が適しているなと学びました。