木金がフランクフルト、翌週にオランダとハンブルグという予定が入ったため、フランクフルトで週末を過ごすことに。ドイツ出張は2ヶ月に1度くらいの頻度でありますが、観光をするのは初めてです。
フランクフルトは欧州でも最大級の商業都市で、高層ビルが建ち並んでいます。ただ、そういった商業エリアと観光エリア、治安の悪そうなエリアが通りを隔ててはっきりと別れています。なので何も知らずに歩いていると急に雰囲気が変わることが多々あります。
ドイツ人曰く、基本自動車移動で、治安の悪いエリアに立ち寄らないから生活には支障が無いらしいですが。
又、大都市なので当然、移民が大量にいます。ナントでは殆ど見かけることの無いアジア系とトルコ系の人の多さ。フランスの場合はフランス語圏からの流入がまだ多いので、一言で移民といっても、国によって受け取られ方に違いがあるのかなと思います。
とりあえず川沿いを歩いていきます。
市内を流れるマイン川。カヌーをしている人達がちらほらいました。快晴です。

マイン川沿いには中規模の博物館が並んでいます。
ムゼウムスウーファー(博物館堤)と呼ぶらしいです。土曜はここを主にまわることに。
映画博物館やデザイン博物館をスキップして、まずは開館直後のシュテーデル美術館に入ります。フランクフルトでは最大規模の美術館とのこと。入館料は18€。かなり強気な価格設定。

中は現代的な普請で、第二次大戦後の再建だそう。ドイツはそのパターンが多いですね。
欧州中から蒐集された作品が展示されていますが、馴染みのないゲルマン系の名前の作家も多く、勉強になりました。
特に印象的だった作品を何点か。
Franz Von Stuckのピエタ
はじめて名前を聞くドイツ人の作家。この人の作品が多く展示されていました。珍しい構図のピエタ。
Gustave Courbetのフランクフルトの橋の風景(邦題適当)
クールベがドイツに滞在していた期間があったのですね。妙に平凡なモチーフでほっこりしました。パリと違う空気感を感じて描いたのでしょうか。それとも同じだなと思って描いたのでしょうか。
Vilhelm Hammershoiの室内画
端の目立たないところに展示されていました。
ハンマースホイは上野の西美の常設展にある室内画も素晴らしいので、是非。
川を渡ってフランクフルト芸術協会へ。カフェに挟まれて見つけづらいです。

ビデオアートを中心に作品数は少なめ。肝心のビデオアートはドイツ語音声ドイツ語字幕のため内容が全く分からず。
一点、光の粒子の集合と拡散みたいなモチーフのインスタレーションはとても面白かったです。
続いてお隣のシルン美術館へ。こちらも奥まった見つけにくい場所に。
この日はイタリアのCarol Ramaというアーティストの回顧展でした。うーん、よく分からない。そして作品数も多くない。
美術館の口コミを読むと、シャガール展が良かったという意見が多かったので、企画展との相性によるのか。

シルン美術館はレーマー広場の真横です。フォトスポットとして有名な市庁舎があります。人があまりに多く、スリに注意モードになりあまり楽しめず。

フランクフルト大聖堂。遠くからでも目印になる高さのインパクトですが、内装は月並み。

観光の目玉の一つ、ゲーテハウス。外観は普通の建物。中身だけ保存されているらしいですが、中には入らず。

そんなこんなで土曜日は終了。
フランクフルトは見どころが多い観光都市ではありませんね。トランジットのついでに博物館・旧市街エリアを徒歩で半日まわるくらいがちょうど良いのかも。
日曜日は次に続く。