フランスの北西の街、ナントでの暮らし

2024年から夫婦で書いています。フランス暮らしを愉しむ。

エルドル川沿いのグランメゾン Le Manoir de la Régate

来仏中の奥様の両親と、Nantesのグランメゾンに行ってきました。

エルドル川を北に20分ほど進むと、湖畔に、昔のギャンゲットを改装したレストランが佇んでいます。

Le Manoir de la Régateはミシュランの1つ星と、グリーンスターを獲得しています。

*グリーンスター:持続可能なガストロノミーを評価するシンボル

 

6皿のコースを注文。

レストランあるあるですが、色々と順番に運ばれてくるので今が何皿目なのか分からなくなりがち。

 

1. ハーブで香りづけした冷製の野菜のブイヨン

まず小さいカップが運ばれてくると、サービスの方がハーブが大量に刺さったティーポットを持って登場。食前のハーブティーかと思いきや、野菜のブロードでした。

 

2. 3種のアミューズブッシュ

重箱に入ったフィンガーフードたち。円卓の真ん中へみんなで手を伸ばしていただきます。

胡瓜のムース(ディル)、下部はメレンゲ

ジャガイモとタラゴンのパイ(中にも角切りのジャガイモがある)

キュイナンテとスズキ。口に入れた瞬間全てが溶けて、チーズの香りがほのかに残る

 

3. ビーツのデニッシュとハーブクリームバター

パンの中にはビーツの餡が入っていてコクがあります。バターは全然重たくなく、たっぷり乗せて(塗ってではなく)いただきます。

 

4. オックステールスープと鯉のすり身(コースの1皿目)

エルドル川でとれた鯉をすり身にして、ミニ鯉に再形成。スープの味はしっかり目。お花の苦みが良いアクセント。




 

5. アーティショーの前菜(2皿目。前菜1皿目。)

上からピュレ、フリット、ボイルの調理法でアーティショーを再構成。アーティショーはブルターニュのベルイル産らしいです。

ソースはコリアンダーベースに、バルサミコのレディクション。

ブルターニュ人みんな大好きなベルイル。

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6. 鯰の活〆(3皿目。前菜2皿目。)

Ikejimeももうフランス語のボキャブラリの一つですね。

淡水魚の臭さを若干残しながら、山椒などの複数のスパイスとエスプーマ仕立てのブールブランソースでまとめられていました。

ブールブランソースはナント発祥ということを初めて知りました。嘘だろうと思って後で調べたら日本語のWikiにも載っていてびっくり。

 

 

7. 鯛の活〆(4皿目。これがメイン。)

火入れは完璧なミキュイ。王道フレンチですね。

付け合わせはズッキーニ。緑と黄色をミルフィーユ状にしたものと、上に載っているのは花のフリット

ソースは金蓮花(Capucine)。フレッシュが魚の上にもあしらってあります。

 

8. クッキークリーム

ここでキッチンの方へと案内され、ドレッセ中のシェフにご挨拶。

一族のおばあちゃんの写真があしらわれたクッキーをいただきました。

 

9. リゴレットナンテーズ(5皿目。デザート1皿目。)

ナント銘菓をルバーブと紫蘇でアレンジした一皿。本物は飴玉サイズですが、軍艦サイズの飴細工にはナントの名所と街並みが施されていました。

中には食感を残したルバーブと、紫蘇のジャム。上に紫蘇のソルベ。酸味が美味しかったです。

 

9. フランボワーズのデザート(6皿目。デザート2皿目。)

 

10. 選べるプチフールとカフェ

最後にカフェを注文した後、台車がやってきて、プリフール選び放題タイムで締めます。レモンケーキ、ヌガー、チョコレート、リンゴの生姜漬けなど6種類くらいでした。

 

ワインはChinonのシュナンを注文。お料理とも合って美味しかったです。

 

外装内装共に素敵でしたが、リラックスして食事を楽しめる雰囲気で、又と無い贅沢でした。

 

7時45分予約で訪問し、退いたのは10時半頃。他のお客はまだまだ食事中だったので、隣のホテルに宿泊している人も多いのかと思います。