フランスの北西の街、ナントでの暮らし

2024年から夫婦で書いています。フランス暮らしを愉しむ。

ソリュー(Saulieu)のサンタンドッシュ教会

スミュール・アン・ノーソワから南に30分ほどの街、ソリュー(Saulieu)にやってきました。同じくCôte-d'Orに位置します。

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ソリューのサンタンドッシュ教会(Basilique Saint-Andoche)は素晴らしい柱頭彫刻で知られ、世界中のロマネスク建築ファンが訪れます。

 

ファサードは工事中。

カリスティの泉

 

中でガイドパンフレットを1€で買えます。

他に見物客は2組ほどでした。

 

教会内の配置図。上が東です。左下から時計回りで見ていきます。

身廊はこじんまりとしています。

北側廊第ニ柱(西面)

預言者バラム。右手の天使にロバは気づきますが、騎上のバラムには見えません。

 

北側廊第三柱(西面)

キリストの誘惑。手に石を持つ悪魔と、本を手に枝に座るキリスト。悪魔の足に絡みつく蛇が現在を想起させる効果があるが、蛇の頭は欠けている。

 

北側廊第四柱(西面)

熊の屁。熊の目覚めとそれに伴う屁は春の兆し、戦争や農業の再開を象徴。

 

北側廊第五柱(東面)

鳩と聖ロクス像。聖ロクス像は伝染病に対する守護神。ペスト患者を看病して自分も感染した逸話が、爛れた右腿によって示されています。天使に治癒される間、食べ物を運び続けた犬も一緒です。

 

内陣。6世紀のサンタンドッシュの墓が安置されています。

聖歌隊席。木造彫刻はかなり擦り減っています。

内陣から身廊。オルガンは2003年製で自動演奏システムもある。

南廊第四柱(南側)

闘鶏。右側が勝利し、男はもろ手を挙げて喜んでいます。負けた方は頭を抱えています。

 

南廊第四柱(西側)

聖家族のエジプト避難。背景はブドウ畑です。

 

南廊第三柱(西側)

ユダの首吊り。右手の悪魔が左手のユダを吊るしており、彼自身も悪魔の犠牲者であることが示唆されています。

 

南廊第二柱(西側)

キリストの復活。我に触れるなとマグダラのマリアに語る場面です。マリアは香油壺を手にしています。

 

サンタンドッシュ教会には一度行ってみたいと常々思っていたので、スイスに向かう道すがら寄ることができて、とてもラッキーでした。自家用車旅行の良いところですね。

 

隣接するフランソワポンポン美術館は火曜定休で、行けず仕舞いでしたが、街にちらほらと作品のシロクマ達がいました。

 

その他の観光地はなく、足早に次の目的地、バーゼルに向かいます。

 

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