フランスの北西の街、ナントでの暮らし

2024年から夫婦で書いています。フランス暮らしを愉しむ。

ボルドー美術館と牡蠣

ボルドーのサンタンドレ大聖堂のすぐ近くに、ボルドー美術館があります。

ボルドー教会巡り編はこちら。

 

nantes-paysdelaloire.hateblo.jp

 

 

Musée des Beaux-Arts de Bordeaux、略してMusBA。略称の割に長いです。

中庭を挟んで南翼と北翼に分かれていますが、1時間もあれば歩いて回れる、買いが中心の小さな美術館です。

通常料金が6EUR, 奥様は学生料金で2EURという価格設定。街の常設展として市民に愛されているような雰囲気でした。

外観

エントランス

中庭

中庭。正面から。

この中庭もそうですが、ボルドーでは街路樹に銀杏が多く植えられていました。銀杏は中国原産で、欧州での栽培は、17世紀に長崎から持ち込まれた種子に端を発します。

ルーベンスのLe Miracle de saint-Just

Frans Snyders -Le Lion mort-

Jean Pillement リヨンの画家

Georges-Auguste-Élie Lavergne -Les Trois Ages de la vie- 本来は三部作との由

Raymond-Auguste-Quinsac Monvoisin -Portrait de Mademoiselle Monvoisin enfant- ふてぶてしい

Pierre Lacour -ボルドー港の眺め-

ボルドー美術館初代学芸員による大作。月の港と呼ばれるに相応しい18世紀の活気を描き出しています。ガロンヌ川沿いは今でもこの高さの住宅がずらっと並んでおり、自動車道と川岸が整備された以外は変わらぬ風景が残っています。(もちろん船はこんなにありませんが。)ボルドーは採石の街としても知られているので、画面中央の石はおそらく輸出用。

Léon Cogniet -Le Tintoret peignant safille morte-

Eugène Boudin -Marée basse à Étaples- ノルマンディーの干潮

Henri-Charles Manguin 静物

題はNature-morte a l'anguille。Anguilleはウナギです。ボルドー名物にヤツメウナギの赤ワイン煮がありますが、あちらはLamproie。別物です。なので、この絵もボルドーの地と直接の関係はなさそう。

 

ディナーには、折角なので名物を食べようと思ったのですが、ヤツメウナギの旬は産卵期の春。グランドメニューに載せている店もいくつか見つけましたが、秋冬に出されるのは缶詰か何かしかないだろうと思い断念。

代わりに、もう一つの名物海鮮である、牡蠣をいただくことにしました。アルカションの牡蠣は残暑の頃から出回り始め、今がピークです。ナントにいるとカンカルやブルターニュの牡蠣をよく目にしますので、アルカションの牡蠣を楽しみにしていました。

 

お店はLa Cabane Cent un。

ネットで生牡蠣を食べさせる店を探すと、だいたいどのサイトでも紹介されていました。

寒い夜でもテラス席で楽しむフランス人。我々は足早に店内へ。

取りあえず魚介の盛り合わせをオーダー。

牡蠣と海老、ばい貝が付いてきます。

 

バターで牡蠣を食べるのがフランス流ですが、普通にレモンの方がよく合うと思います。エシャロットのアッシェを赤ワインビネガーで溶いたものを出す店もありますが、ここでは出てきませんでした。

海老と貝はマヨネーズをたっぷりつけて頂きます。

追加でオーダーしたクロケッタと蛸のグリル

店は大繁盛で、私たちの入店後すぐに満席になっていました。

味はなかなか美味しかったです。晴れた春の日にテラス席で食べれたらもっとよかったと思いました。冷えた白ワインを飲むには寒すぎた。。

 

翌日からはワイン三昧です。