フランス、ナントの暮らし

2024年から夫婦で書いています。

PforzheimのHOPPE’Sで伝統的なバーデン料理を

先日、ドイツのPforzheimへ。カタカナ表記だとプフォルツハイムですが、最初のプは破擦音で日本人にはほぼ聞こえません。

このあたりはバーデン地方で、フランスのアルザス地方と共に、仏独折衷のような文化圏に当たります。

 

宝飾品や時計製造の歴史があり、黄金の街と呼ばれる都市です。

ジュエリー博物館などはありますが、特段大きな観光スポットは特になく、落ち着いた雰囲気です。

 

街の中心にはモダンなデザインの聖心教会があります。

1925年建造の新しい建築だそう。そう言われると、合理的で即物主義的な、いかにも戦間期のドイツ建築という感じがします。

 

 

この地方で一番有名なレストラン、HOPPE’Sに行ってきました。

店内は木製家具と紅白ギンガムチェックで、伝統的なバーデンレストラン風。

www.hoppes-pforzheim.de

 

 

オーダーは全てお勧めされるがままに。食前酒にドライシェリーを頂きつつ、

前菜は山羊チーズのベーコン巻きロースト。かなりヘビーな酒のつまみですが、トマトとバルサミコ酢の酸味でバランスを取っています。

 

 

メインはローストビーフ。巨大なサーロインに、大量の揚げ玉ねぎが乗っています。

ソースはかなりナツメグの効いた赤ワインソース。

奥の付け合わせはシュペッツレという卵麺。これがなかなかいけます。

 

店内には過去の賞や訪れた有名人との写真が飾ってあります。

 

 

 

マンチェスターでちょっとおしゃれなパブ料理

久しぶりにマンチェスターへ。

夏の時期限定で、Ryanairがナントから直行便を出しています。

 

UKに行くときはインドカレーや中華を楽しみにしていくのですが、今回は美味しいパブ料理を頂いたので、ご紹介を。

 

まずはここ、Castle FieldにあるDukes 92。

煉瓦造りの外観と、洒落た内観の店内。運河沿いなので、天気の良い日はテラス席でも良い感じ。

dukes92.com

 

ベタにフィッシュアンドチップスを注文。

サクッと揚げられていて美味しかったです。店によって当たりはずれの大きいマッシーピー(煮たエンドウ豆)も、ここはかなり良かったです。

ポテトフライは太いのか細いのか選べます。モルトビネガーは頼めば出てきます。

 

ノンアルビール。BRIGHTSIDE BREWING CO. というマンチェスターの小規模醸造者らしいです。

brightsidebrewing.co.uk

 

 

 

続いて、Worsley Old Hall。マンチェスター郊外です。

17世紀頃に建てられたホールを改修して、現在はパブになっています。

 

ラムパイを注文。

レストラン然としたプレゼンテーションですが、至って普通のペイストリー。グレイビーも衒いの無い、基本に忠実な良い味でした。付け合わせは手が込んでいて美味しかったです。

ラムパイにはミントソースを付けるのが伝統的とのこと。私はあまり好みでなかったので、味見だけして、あまり使わず。

ビーフパイにはリンゴソースとか、ターキーにはクランベリーソースとか、お決まりの組み合わせがあるらしいです。

 

デザートに小さめのアークティックロールとお茶のセットを。

フランスのパティスリィもいいけれど、イギリスのベイキング文化も別方向で発展していていいですよね。

 

前菜のメニューもあるのですが、メインが軒並み重めのパブ料理ばかりなので、メインとデザートだけでお腹いっぱいでした。

www.brunningandprice.co.uk

 

 

 

UKで初めて、雨に一度も降られなかった滞在でした。

 

リモージュ食器を求めて

ラスコー洞窟からの帰り道に、リモージュの食器屋さんに寄りました。

 

↓ラスコー訪問の記事

nantes-paysdelaloire.hateblo.jp

 

 

リモージュ磁器で有名な土地で、18世紀から現在まで生産を続けているようです。

訪れたお店は想像以上に大きく、品揃えも豊富でわくわくしました。

Maison de la Porcelaine

全部で3フロアあり、見て周るだけでも30分程かかります。

リモージュ磁器は高級なイメージがあり、見るだけで終わりかな~なんて思っていましたが、庶民に良心的な価格帯のシリーズもあり、自宅用のお皿を選ぶとなると更に夢中になってしまい、結局1時間半ほど滞在しました。

 

白磁に優雅な絵が描かれているのが特徴。

wikipediaから引用。

自宅用に白い平皿や現代風のデザインのものを何点か購入しましたが、伝統的な食器もしっかり見ておけばよかった、、と少し後悔。

傷も無いけれど値下げ品。

 

早速使ってみます。

フランスにある食材でちらし寿司風。

 

リモージュにはリモージュ焼の博物館や美術館、窯元もあるのでまたゆっくり訪れてみたいです。

 

 

 

Le Croisicで最高の塩釜焼を 

とある週末、Le Croisicまで車を走らせてきました。

Guerandeの少し先の半島というか、岬というか。

 

道中、ゲランドの旧市街によって、お土産の塩を買っていきます。

観光するには陽射しが強すぎたので、ほぼ滞在せず。

5月中旬までは最高気温18℃などといっていたのに、最後に37℃近い日が続く一週間がありました。

 

少し移動して、塩の博物館に行ってみました。涼しい。

古い博物館ですが、中は綺麗に改装されていて、世界の塩の歴史からゲランドの塩作りの特徴から、見ごたえ充分でした。

世界の塩コーナーで日本の藻塩も紹介されていました。

この像の女性が、地元の文化を残すために1887年に塩田労働者の服装や道具を蒐集したことが始まりらしいです。

 

 

塩を買い、塩を学んだ後はもちろん、塩を食べに行きます。

Le Croisicのレストラン、L'OCEANへ。

www.hotelrestaurant-locean.com

ホテルレストランですが、宿泊は高いので別場所で。

 

海沿いのレストランで、すぐ脇には入り江があります。

見渡す限りのお年寄り。若者がはしゃぐビーチではなさそうです。

 

店内から見ると、こんな感じ。波が穏やかで、さすがに音は聞こえません。

 

突き出しは燻製サバ。少しのカレーソース。ズッキーニがジューシーにあがっています。

 

前菜はオマールのビスクにしました。これは、写真では伝わらないやつ。

 

メインでオーダーしたスズキの塩釜焼きが運ばれてきました。Bar en croûte de selです。

テーブルのすぐ脇で切り分けてくれます。

 

一人分のポーションはこれくらい。レモンバターソースと、付け合わせでノワールムティエ産ポテトと、野菜のエチュベが出てきます。

これまた写真では伝わりにくいが、しっとりと蒸しあがった身と塩味が最高。腹にタイムをぎっしり入れて炊いていたので、主張の強すぎない爽やかさもありました。

結局レモンバターソースはほとんど使わず、偶にレモンを絞るくらいでした。それくらいシンプルな味付けでも、飽きることなく最後までずっと美味しく食べられました。

 

 

スープと魚で、大して量は食べていないはずなのですが、お腹いっぱい大満足に。

でも折角なのでデザートにスフレを頂きました。

フランスのデザートにしては甘すぎずシンプル。見た目は巨大ですが、ふわふわで軽い。

 

シンプルだけど、繊細。クラシカルだけれど軽やかな、とても素敵なディナーでした。

 

店を出るころには丁度日没に。

 

これは翌朝の空。

小さい島で東西南北すぐにぐるっと周れるので、ナイスショット撮り放題です。

 

 

Lamaccotteにディナで初訪問

ある日のディナー、珍しくサンピエールの辺りで。

Lamaccotteというレストラン、内装はポップな感じ。



前菜はアスパラガスのグリルを。焼きすぎでは? ソースは美味しかったです。

 

メインは鴨のロースト。鴨もソースも美味しい。付け合わせはまたしても焼きすぎでは?

 

 

デザートはブランマンジェ。ヒハツが混ぜてあり、ルバーブのシロップがかかっていました。

 

 

サービスは良かったのですが、うーん、まぁ2回目はないかなぁ。前菜が残念でした。

スパニッシュレストランJaleoでフレンチランチ

NantesのスパニッシュレストランJaleoは、バルセロナ出身の旦那さんがディナタイムで調理していますが、昼はフランス人の奥様がフランス料理を作っています。

ディナには何度か行ったことがありますが、今回初めてランチタイムに行ってみました。

nantes-paysdelaloire.hateblo.jp

 

 

前菜はクラブサンドウィッチ。

こう来るか。マヨソースを外側に、半熟卵と胡瓜は付け合わせで出てきました。

 

魚料理。ソースはポロ葱と生姜。付け合わせはトマトとアーティショー。

つい最近似たものを食べたな。

nantes-paysdelaloire.hateblo.jp

美味しかったけれど、味のバランスはElmaの方が良かったかもしれません。

 

 

デザートにはEkmekという謎のものを注文。

上から、レモンソルベ、エキメキ、カダイフを重ねていて、エキメキはトルコのパンのことらしいです。

カダイフはフィロ生地で作る、これもオリエンタルな菓子です。

 

 

昼の時間もほぼ満席の人気店、予約必須でした。

ナントのフレンチレストランElmaでディナー

奥様の絵の展示会帰りに、ELMAでディナーを取ることに。

私も奥様も2回目ですが、夫婦で来るのは初めてです。

 

19時半開店に合わせて行くと、私たちが一組目でした。

サクッとのつもりで、前菜は取らず、メインとデザートだけに。

因みにコースの前菜のメニューはアスパラガスでした。

 

突き出しから始まるタイプの食事。ビーツのムースと、山羊チーズとクルミ。

 

奥様は仔牛のランプ。付け合わせは白ニンジンのピューレ。ソースはフォンドヴォーベースでパプリカの風味がしました。

良く焼きでオーダーしてもパサパサにならない完璧な火入れで、とても美味しかったです。

 

 

私は魚に。付け合わせはハーブ入りのニョッキ。ソースはグリーンピースとポロ葱でした。

魚も、ミキュイ半歩先くらいの、しっとりとした絶妙な火入れ。しかし、日本人的には皮がパリっと軽く焦げるくらいまで焼いてほしい気持ちもあります。

 

グリーンピースのソースも爽やかな青みがあってとても美味しかったです。日本で食べるグリーンピースはほとんど缶詰か、焼売に乗っているもので、食材の評判を著しく下げている気がします。やはり旬の取れたての食材がいいですね。

 

因みに、少し前、スーパーで売られていた乾燥の赤い豆を使って、奥様がチリコンカンを作ってくださいました。(我が家は丼ブリスタイル)

日本ではレッドキドニービーンズの名前で水煮缶が売られていますよね。乾燥の豆から作ると、心なしかより美味しく頂きました。

 

Elmaに戻って、デザートはルバーブのコンポートと苺の一皿を。

ヴェルヴェンヌが散らされています。

 

 

サクッとのつもりが結局2時間ほどの滞在でした。21時半でもまだまだ明るいので、時間の経過が分からなくなります。